不妊治療
不妊にお悩みの方
お知らせ
はじめに
はじめに
一般的に1年間避妊せずに夫婦生活を送ったのに妊娠しない状態を不妊症といいます。
不妊症のカップルが検査・治療を受けるタイミングを決めるときに、特に大切なのは次の2点です。
- お二人の検査・治療に対する希望や考え方
- 女性の年齢
不妊症の治療は、妊娠の確率を少しでも高くする手段です。たとえ正常なカップルが排卵日に性交渉をもっても、妊娠の確率は100%ではなく、およそ2~3割と推測されています。
不妊症の一般治療とART
不妊症の治療は、最終的には、できるだけ良い状態にした卵子に出来るだけよい状態の精子を出会わせること、と言えます。その出会いの方法は、
- ①タイミング療法(自然の性交渉)
- ②AIH(体内受精・人工授精)
- ③ART(体外受精・顕微授精)
この内、①と②を一般治療と呼び、③とは区別しています。②は①よりも妊娠の確率が必ず高くなりますが、その違いは、精子がそのままの状態で膣に入るか、より良い状態で子宮内に入るか、という点ですので②はかなり自然に近い方法です。
③は①・②とは異なり、受精を体外において人の管理下で行わせる方法であり、妊娠の確率はかなり高くなります。また、通院の時間的・金銭的負担と肉体的・精神的負担とリスクを伴います。(③は当院では実施しておりません。希望される方には実施している病院・医院へ紹介をしております。)
当院の特徴
当院の特徴
- 疾患別で最も多いのは不妊症の患者さんです。
- 院長ひとりで不妊症の診療をしていますので、方針が一定です。
- 院長の研究テーマは卵子成熟でした。
- 患者さんの希望を第一優先とし、検査・治療を強制しません。
- 状態に合わせて、ホルモン剤の処方・注射、漢方薬の処方を行っております。
- 漢方で著名な村田高明医師の漢方外来もあります。
- 予約優先で、平日午後7時頃まで診療しており、特殊検査・治療以外ではお子さん連れでも受診できます。
- 不妊症専門施設やお産取り扱い施設に比べ、比較的待ち時間が短い傾向です。
当院の不妊検査・治療
当院の不妊検査・治療
当院で行っている不妊治療
- ①タイミング療法
- ②AIH(人工授精・体内受精)
患者さんの状態を知るため、また、①タイミング療法を行うための検査として
超音波、卵管通気・通水検査、精液検査、フーナーテスト、ホルモン検査、排卵日チェック、排卵誘発剤投与などを行います。
上記を行いながら、希望があれば②AIH(人工授精・体内受精)を行います。
排卵誘発剤は以下を取り扱っています。
- 内服薬
- 注射薬(自己注射も取り扱っています)
妊娠のことで、なにかお悩み・お困りなことなどがありましたら、一度ご相談ください。
プライバシーの重視
待合室と診察室を分けることで完全個室の状態で診療を行うことが可能です。
また診察後に安静が必要な場合には完全個室の回復室でゆっくりおくつろぎいただけます。
- 東京都不妊検査等助成事業について
対象者には、東京都の不妊検査等助事業のご案内を行っています。
(子供を望む夫婦が早期に検査を受け、必要に応じて適切な治療を開始することができるよう、不妊検査及び一般不妊治療の費用の一部を助成する制度です。)
詳しくは東京都福祉保健局のHP、または、受付にてお尋ねください。
男性の方へ
精液検査を希望される方へ
男性一人でも検査を受けることができます。
初めて不妊の相談に来られる方へ
初めて不妊の相談に来られる場合、当院では、男性と2人で来院される必要はありません。(男性の方に直接来ていただく事が必要である検査はございません)